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ウィーン国立オペラ座でコンサート
5月19日 7時35分
東日本大震災の被災者を支援しようと、世界三大オペラ劇場の1つ、オーストリアのウィーン国立オペラ座で、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるコンサートが開かれました。
このコンサートは、ウィーン国立オペラ座が東日本大震災の被災者を支援しようと開いたもので、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のメンバー100人余りがボランティアで出演しました。コンサートが開かれた18日は、ウィーンで活躍した作曲家、グスタフ・マーラーが亡くなってちょうど100年になることから、マーラーの最高傑作とも言われる「交響曲第9番」が演奏されました。この曲は、震災で犠牲となった人たちを追悼するにふさわしいとして主催者が選んだもので、80分余りの演奏が終わると、満席の観客全員が一斉に立ち上がって黙とうをささげ、拍手をしないままコンサートは終わりました。クラシックのコンサートで拍手をしないで終わるのは異例のことです。鑑賞した44歳の男性は「すばらしかった。こうした形で支援することはよいことだ」と話していました。ウィーン国立オペラ座のドミニク・メイエール総監督は「被害を受けた日本のためにできることはないかと考え、コンサートを通じて私たちの思いを伝えることにした」と話していました。今回のコンサートの収益金13万ユーロ(日本円でおよそ1500万円)は被災者に全額寄付されるということです。
"ダニエレ・ガッティ指揮